改革の第一歩

執行役員に「正しい開発で手順を進めること」

そういう条件でスタートしたプロジェクトだが、進み方がおかしい。

システム開発部門が画面設計をする。

人が操作するから間違えます。間違えたらデータを直してください。

??正しい開発ってなんだ?

まぁ、そうですね。まともな仕様らしい仕様はもらっていませんから。

正直、限界を感じました。

上長に相談したところ、「その通りだ。そのような間違えるものに対してデータ更新依頼は受けなくていい。」と。自分一人が孤立しているような状況だが、間違っていないことが認識できた。

いや、それよりも、いろいろ考えた結果、10年も使えていた上司が変更されることによってこのような違和感を解消できるかもしれないとは。

元上司には「聞けば出すなら聞けばいいじゃないか」「それでいいじゃん」

私「聞かないと出ないものは提示された仕様ではない」

と衝突をよくしましたが、何が閉な情報で、何が開な情報か。

そして、何のために誰が使うものを開発しようとしているのか。

「開発」ということに関してまた一歩新しいものが見えたような気がします。

たしかに同じものだけを見ていれば固定概念が産まれる。

上司が変わったことにより、自分たちが変わらなければいけない時期なんだと思う。

そして、なにより難しいのは、他人を変えること。

自分が変わるのは自分が変わればいい。

長い変革の時間が必要になりそうだけど、がんばろう。